2010年03月02日

加齢に伴う歯周炎の進行、過剰な免疫反応が原因

 研究では、21−64歳の健康な女性115人を対象に、歯周ポケットの深さやプラーク(歯垢)量などの口腔内診査、唾液中の歯周病関連細菌の量、血液中の歯周病関連細菌の毒素に対する抗体量の調査を実施。
 その結果、加齢とともに歯周炎が進行している人の割合が増える傾向が認められたほか、▽歯周炎が進行している人ほど、抗体およびプラークが多い▽歯周病関連細菌に対する抗体が多い人ほど、歯周炎が進行している▽歯周病関連細菌の量よりも、その菌に対する抗体量の方が歯周炎の進行の程度との関連が強く認められる−ことが分かり、加齢による歯周炎の進行への免疫反応の影響が示唆された。
また、細菌の毒素と毒素に対する抗体による免疫反応により、実験的に歯周炎を発生させる「歯周炎モデル」を作ることに成功した。
これらの結果から、長い年月をかけて歯周病関連細菌に対する抗体量が増えることで、抗原を排除しようとする過剰な免疫反応が起こりやすくなり、これによって歯周炎の罹患率が増加する可能性が考えられるという。
「歯周炎予防には、歯周炎が進行する歯周ポケットの深い部位における抗原の原因となる細菌の除去に加え、抗原と抗体に起因する過剰な免疫反応を抑えることが重要」との考察を示している。
研究結果は、5月に盛岡市で開かれる第53回春季日本歯周病学会学術大会で発表される予定。
ラベル:歯周病
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2008年06月16日

歯周病の原因

歯周病の原因、それは口の中の細菌です。では歯周病菌とは何なのでしょうか?
口の中には300〜500種類の細菌が住みついています。その中で歯周病を起こすような細菌は限られています。
一口に歯周病菌といってもそれは一つの細菌ではありません。歯周病菌は何種類もあるのです。これらの細菌は嫌気性菌と言われ空気との接触を嫌う菌です。口の中が不潔の状態になると歯の周りにこれらの細菌が集まり、細菌の巣を作ります。この細菌の巣をプラークと言います。
歯周病菌は歯の周りでしか生存できません。だから歯の周りに縄張りを作りたがります。そして束になって数を増やそうとします。

歯周病菌は細胞膜そのものに毒を持っています。その毒素を内毒素といいます。
歯周ポケットに住みついている細菌は全部、内毒素という毒素を持っています。この毒素は歯周病菌が構成されている成分、そのものなのです。菌体が死んでしまおうが壊れてしまおうが、その内毒素の毒性は変わることはないのです。むしろ細菌が壊れてしまっても内毒素は小さくなってさらに歯周ポケットの中から私達の体の中に入り込みやすくなってしまうわけです。そしてその内毒素は熱を上げる、骨を溶かす、さらに私達の体の免疫を介していろいろな障害に関わってきます。

日本人は、歯周病の患者さんが多いと言われています。
平成17年度歯科疾患実態調査の結果から見ますと、全体から見ますと7割の人が罹患していますが、35歳から64歳未満の年齢層では8割の人が罹患しています。
歯周病は、歯が抜ける最大の原因ですが全身に発展する可能性があります。この歯周病は体のイエローカードと言われています。
ラベル:歯周病
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山口県における歯周病治療の実情は? 山口県でも歯周病治療を多くの歯科医院で行われています。歯を失ってからではなく、歯を失う前に歯周病治療を行い保存していく。しかし、駄目な歯を歯を無理に残すことが良い治療ではありません。 しっかりと歯周病治療について理解を深めていただき、健康なお口の中を維持していただけますよう、歯周病治療に関するさまざまな情報もご案内させていただきます。【岩国市・柳井市・周防大島・光市・下松市・周南(徳山)市・防府市・山口市・宇部市・秋穂町・小郡町・下関市・萩市・山陽小野田市・長門市】歯周病予防研究会【山口県】
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