2008年09月06日

80歳でも自分の歯を20本残すA

厚生労働省は五年に一度「歯の実態調査」を実施しています。
2005年の調査で初めて、80歳で自分の歯が20本残っている人の割合が二割を超えました。二十年前の調査では平均わずか五本だったのと比べると格段の進歩といえます。
また厚生労働省は平成四年から『8020運動』を推奨しています。2010年までに80歳の2割が自分の歯を20本以上残すことを目標に掲げた計画でしたが、目標が5年も早く達成できたのです。しかし残りの8割の人々が自分の歯が20本以下で部分入れ歯か総入れ歯で不自由な人生を送っているのが現状です。

年齢別にみていくと65歳から70歳の間に平均で10本以上の歯が抜けてしまうのです。原因はほとんどが歯周病です。治療せずに放置したり、適切な治療を行なわないまま時間が経過すると、歯を支える組織や骨が吸収するために、歯がグラグラしてやがて抜け落ちてしまうのです。
歯周病の進行速度は人によって様々です。適切な治療を行なっていたか、喫煙の有無、過労やストレスの状況によって異なるのです。特に免疫機能が低下してしまう過労やストレスが与える影響は非常に大きいのです。また、糖尿病などの生活習慣病の患者は、歯周病の進行が早くなり、治りにくくなるのです。

歯周病は止める事はできても本当の意味での回復はできない。現状維持は歯周病が改善したことを意味し、いつでもまた再発の危険を持ち合わせているのです。
山口県 歯周病
ラベル:歯周病
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2008年08月29日

80歳でも自分の歯を20本残す@

歯周病と食物.gif歯は食べるだけの物だと思っていたら、大きな誤解です
歯は感度のいいセンサーであり、脳と直結している重要な出発点なのです。
ところが多くの方々が、歯がそれほど重要な役割を果たしている事に気付かないのです。
歯が抜けても「もう年だから、歯も抜けてきちゃうよね」とおっしゃるのです。

老化と共に歯が抜けるというのは、大きな誤解なのです。
歯が抜けてしまったら食事ができなくなってしまいます。
第一大臼歯(6歳臼歯)という大きな歯を1本失ってしまっただけで、通常の40%の咀嚼力を失ってしまうのです。
20歳を超えた成人でこの歯(第一大臼歯)が上下左右4本とも健全な人は1%いません。
ほとんどの人達が治療済みか、既に失ってしまっています。


一本の歯が抜けても気にしない人も多いのです。しかし一本抜けると他の歯も弱ってきて最終的にはすべての歯が抜けることがほとんどです。歯は一本一本が別々の機能を有し全部で一つの仕事をしているのです。一つの歯車が脱落するとそれを補うように他が働き、過剰労働となり他の歯も傷んでしまうのです。
現在55歳以上の日本人のうち、約400万人が総入れ歯と言われています。
これらの人達には食事の時にわざわざ入れ歯を外して食べている事が多いのも現実なのです。入れ歯が合わないから痛くて食べられないのです。


歯は無くなってからその価値が分かります。しかしそれでは遅いのです。
そのうち抜ける物と決して考えずに、自分の歯を一生使おうとすれば、自然とそれを大事にしていけるはずです。

歯周病
ラベル:歯周病
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2008年08月11日

噛むという行為は、全身の健康とかかわりがあります。

噛むという行為は、全身の健康とかかわりがあります。

例えば肥満防止。よく噛んで食事をすると、唾液が大量に分泌されます。それにともない、血糖値が上がって空腹感がなくなり、少ない食事量で満足感が得られるのです。
また歯周病などで歯がグラグラして食べ物が良く噛めないと、栄養の偏りから、糖尿病などの病気も悪化します。反対に肥満や糖尿病などの病気のある人は、歯周病が治りづらいことも分かってきました。生活習慣病と歯の病気は悪循環を生むわけです。
さらに、噛むことは脳を刺激することにも通じます。咀嚼は脳からの指令で行われ、噛んだ刺激はまた脳に戻り、脳を活性化します。
普段、咀嚼は無意識に行われていますが、反射的な行為ではなく、学習を通じて覚えた意識行動です。だから赤ちゃんの頃からしっかりと噛むことを教えることが大切です。歯周病
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2008年08月06日

歯周病のチェック

ここで歯周病のチェックをしてみましょう。

・朝起きたとき口の中がネバネバする。
・ブラッシング時に出血する。
・口臭が気になる・歯肉がむずがゆい・痛い。
・歯肉が赤く腫れている。
・硬いものが?みにくい。
・歯と歯の間に物がよく挟まる。
・歯が長くなったような気がする。
・前歯が出たり、歯に隙間ができた。

当てはまるものはありませんか?

どうして歯周病が全身疾患と関係があるのでしょうか?
歯周病は口腔内の病気ですが、全身との間には血管という通路があります。そこを介して歯周病局所で産生された様々な物質が血中を介して全身に流れていくと考えられています。
歯周病
ラベル:歯周病
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2008年07月31日

歯周病とがん

衝撃的なニュースが飛び込んできました!
2008年5月27日に歯周病とがんに関連性がある事が発表されました。
様々な病気と関連のある歯周病!これまでにも歯周病と肺炎・歯周病と骨粗鬆症・歯周病と糖尿病・歯周病と心筋梗塞・歯周病と早産・歯周病とメタボリックシンドロームと報告されていました。
今回、歯周病によりがんのリスクが高まる可能性があるとの研究結果が明らかになりました。インペリアル・カレッジ・ロンドンのドミニク・ミショー博士らが専門誌に発表されたのです。

歯周病歴のある男性医療専門家を対象にした長期研究で、がんを患う可能性が全体的に14%高いことが判明しました。論文では「喫煙その他のリスク要因を考慮した上でも、歯周病は肺や腎臓、すい臓、血液のがんのリスク増大と大きな関連性があった」報告されています。
死因のトップであるがんとの関連性が報告されて今後の歯周病予防対策がより一層重要となってきました。

死因
1位 悪性新生物(がん)
2位 心疾患
3位 脳血管疾患

歯周病は全身疾患の一部です。歯周病が恐ろしいのは、歯周病が起きた背後に、全身の様々な疾患が隠れているという点です。頭痛、便秘、不眠、冷え性といった症状から、動脈硬化、肝硬変、糖尿病、腎臓疾患、貧血まで実に多岐にわたります。つまり、歯周病=骨が溶けるような人は全身的にも病んでいる、病んでいるから骨が溶けると考えられ、"歯周病は極めて悪い状態にある身体の赤信号である"、といえます。
歯周病も免疫病の一つです。歯茎が弱っている方は免疫力も落ちていますので、がんとの関連があると考えられています。 歯周病 がん
ラベル:歯周病,がん
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2008年07月24日

歯周病と食事@

食べる物と食べ方で、お口を変える。
「食事の後には歯を磨きなさいと」。こう言われて育った人は少なくないはずです。だから、『食事』=『お口を汚すこと』と考えている人も多いのではないかと思います。

でもそれは間違いです。実は、唾液中に含まれる細菌の数は食事の後には激減します。これは、食べ物を咀嚼することで大量の唾液が分泌され、口の中の細菌が食べ物と一緒に井の中に流されるからです。
「食べ物の残渣という点で見ると食後の口の中では食べかすが増えますが、口内細菌の数の点で見れば口腔内はむしろきれいになる」と言えます。
だから口の中をきれいにするには、「食後の残渣が残りにくい食べ物を選ぶ」ことと、「良く噛むことが出来て、しっかり唾液を出させる食べ物を選ぶ」ことが大切です。つまり食事こそお口の環境を整える第一歩という事なのです。
歯周病
ラベル:歯周病
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2008年07月19日

歯周病は老化によるもの?

歯周病は老化によるもの?
これは老化によるものでしょうか。確かに加齢と共に歯を失う人が増えています。
逆に子供が歯周病で歯が抜けることはありません。
これは歯周病菌が出す毒素が原因となります。この毒素が細胞を破壊し歯周病になるのです。
子供の頃は新陳代謝が活発です。細胞が早いスピードで新しく作られ続けているので、壊れてもすぐに修復されていくのです。ですから、歯肉炎のように真っ赤に腫れた歯ぐきになっても、歯周病(歯を支える骨が壊れる)のようにはならないのです。

運動しても子供達は1日で回復するのに対して年を取ってくると、何日か後から筋肉が痛くなるのです。骨折をしたことを考えても子供は3週間程度の固定ですが、老人は2ヶ月近く固定することを必要とします。
加齢は歯周病になる環境因子を高めていくことに間違いありませんが、必ず歯周病になるものでもありません。またストレスや睡眠不足、風邪などで疲労がたまることでも免疫能力は低下します。様々な複数因子が免疫能力を低下させ細胞の再生能力を低下させ、細菌の数がこれを上回りますと、歯周病が発症します。

口の中で歯周病菌が活動を始めると、身体はこれに反応して血液を集めます。身体は感染の危険がある場所に血液を集める(炎症反応)のです。怪我をすると血が出るのはこのためです。血液には白血球やリンパ球が含まれていています。これらが細菌と戦い感染から身体を守るのです。また歯周病に感染すると歯を支える骨が吸収を始めます。骨には常に骨を造る骨芽細胞と骨を壊す破骨細胞が共存しています。感染を身体が確認すると細菌から距離を保とうと破骨細胞の働きを活発化します。自然と感染しないような仕組みを作っているのです。

加齢で必ず歯周病になるわけではありません。ただ少しだけ努力が必要になるのです。実際に80歳で20本以上の歯を維持している人達(8020運動達成者)もいますし、反対に若くして総入れ歯の人達もいるからです。
定期的に予防検診を続け自分の歯をしっかりと維持できるようにしていきましょう。
歯周病
ラベル:歯周病,老化
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2008年07月16日

歯周病と糖尿病B

歯周病,糖尿病、B.gif歯周病も糖尿病に影響を与える!?
最近では、歯周病も糖尿病に影響を及ぼすと考えられるようになってきました。歯周病が進行した状態では歯周病巣から炎症性サイトカインが産生されます。この炎症性サイトカインが口腔内の毛細血管を伝って血中に入ると、ますますインスリン抵抗性が増すことになり、糖尿病の症状が進行します。
逆に糖尿病患者の歯周病を治療することで血糖コントロールが改善し、重症度の指標である血中HbA1c濃度が0.5〜1%低下するとの報告があります。
これは歯周組織から分泌される炎症性サイトカインが抑制されて、インスリン抵抗性が改善されるためと考えられています。


糖尿病 歯周病
ラベル:歯周病,糖尿病
posted by 歯周病予防 at 19:49| 歯周病と糖尿病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月10日

歯周病と糖尿病A

歯周病,糖尿病.gif現在、日本には「糖尿病が強く疑われる人」は約740万人、「糖尿病の可能性を否定できない人」は約880万人、合わせると1620万人いると推定されます。
昨今、注目されている『メタボリックシンドローム』に関わる一つの疾患である糖尿病と、歯周病との関係についてご紹介します。
糖尿病は、インスリンによる血糖低下作用が弱くなったり、膵臓から分泌されるインスリンの量が減少したり、あるいは分泌されたインスリンがうまく働かなくなる代謝異常の疾患です。糖尿病にはT型糖尿病やU型糖尿病、遺伝子の異常や他の病気が原因となるもの、妊娠糖尿病などいくつかのタイプがあります。日本の糖尿病の95%以上が、食事や運動などの生活習慣が関係している場合が多いU型糖尿病であるといわれています。

糖尿病は歯周病を悪化させる!?
歯周病は糖尿病の第6の合併症といわれているように、糖尿病患者では歯周病の発症や進行のリスクが高い事が分かっています。これは歯周組織においても、免疫機能の低下、代謝異常、微小血管障害などが起こり、歯周病原菌に感染しやすく、組織の破壊が起こりやすくなるためだと考えられています。
高血糖状態では血中のタンパク質が糖化されており、糖化されたタンパク質は免疫細胞(マクロファージ)を刺激して、炎症性サイトカインを過剰に産生させます。このサイトカインが歯周病の炎症症状を強め、歯周組織に破壊を招くと考えられています。
糖尿病 歯周病

ラベル:歯周病,糖尿病
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2008年07月09日

歯周病と喫煙B

〜受動喫煙(副流煙)の恐怖〜
たばこの煙は、喫煙時にたばこ自体やフィルターを通過して口腔内に達する「主流煙」とこれが吐き出された「呼出煙」、及び点火部から立ち昇る「副流煙」に分けられます。
ニコチンなど各種有害物質の発生は主流煙より副流煙の方が多く、毒性が強いと言われています。喫煙は、喫煙している本人だけではなく周りの人にも影響を及ぼします。大切な家族や周りの方への影響について考える必要があります。また、喫煙していない人は他人の吸っているタバコの煙を吸わないように注意が必要があります。この少ない受動喫煙でも歯周病に影響すると報告されています。 歯周病
ラベル:歯周病,喫煙
posted by 歯周病予防 at 08:08| 歯周病と喫煙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
山口県における歯周病治療の実情は? 山口県でも歯周病治療を多くの歯科医院で行われています。歯を失ってからではなく、歯を失う前に歯周病治療を行い保存していく。しかし、駄目な歯を歯を無理に残すことが良い治療ではありません。 しっかりと歯周病治療について理解を深めていただき、健康なお口の中を維持していただけますよう、歯周病治療に関するさまざまな情報もご案内させていただきます。【岩国市・柳井市・周防大島・光市・下松市・周南(徳山)市・防府市・山口市・宇部市・秋穂町・小郡町・下関市・萩市・山陽小野田市・長門市】歯周病予防研究会【山口県】
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